オープンへ向けて、タイ初日。

昨晩は2時間ほどの睡眠をとり、朝早くに自宅を出発。
11:30成田発の便で18:00頃バンコクへ着いた。
日本の時間だと20:00。

今回はホームステイをさせていただく。
今日からお世話になる方との待ち合わせのため、
空港に着いたことを知らせなければ。
日本で知らせを待つ方にも到着の連絡を入れたい。

しかし、iPhoneの電源をONにすると、
海外で自動的に繋がるはずが圏外の表示になった。
再起動するも結果は同じ。
しかも、どのWi-Fiも何故かつかまえられない。

今年1月にバンコクを訪れた際は何の問題もなく使用していたのだが、
一体何が起きたのだろう。
思わず検索しようとしてしまった。
繋がらないのに…。

携帯電話レンタルのカウンターを見つけて飛び込んだ。
すでに3人ほど並んでいて、いよいよ私の番という時に「マイミー」という言葉。
「ありません」という意味だ。
叫びたい気持ちをおさえ、在庫切れでは仕方ないと言い聞かせる。

空港内を歩き回り、Web Phone という公衆電話を見つけた。
クレジット決済で日本語のナビもある。
まずは日本にかけることにしたのだが、繋がっても電波状況の悪さなのか
全く会話にならず。
ホームステイ先に連絡を入れても同じことになるだろうと、先を急ぐことにした。

空港から地下鉄に乗り市街地へ出る。
その道中の公衆電話でホームステイ先へ電話。
こちらはWeb Phone ではなく硬貨を入れて通話をするものなのだが、
どういう訳か繋がらず。
市街地へ出ても、やはりWi-Fiがつかまえられない。

そこで、去年初めてタイを訪れた時に知り合い、
今年の旅行でも何度か食事をした子に助けを求めようと思いつく。
通話もネットも出来ない中、直接会いに行って助けを求められるのはここしか思いつかなかったのだ。

サラデーンという駅をおりると、賑やかな繁華街に彼の働く店がある。
店に着く頃には焦りと暑さで汗びっしょり…。
彼の携帯電話をかりて、ようやくホームステイ先へ電話をすることができた。

指定の駅まで向かう。
重いスーツケースを運ぶ私を見て、階段の上り下りを手伝ってくださった方がいた。
私のつたないタイ語では伝えきれない感謝の念。
本当にありがたかった。

待ち合わせの駅に着き、携帯電話をかりて話した時に聞いた出口へと急ぐ。

会えた…。

家へ案内していただき、ご家族に挨拶をさせていただいた。
そして、こちらの家では無線LANを使用しているとのことで、
試しにiPhoneをONにしてみる…
すると、繋がった。
圏外なのは変わらずなのだが、せめてWi-Fiをつかまえられれば
アプリで連絡ができる。
深い溜め息が出るのでした。

明日はペンキを購入し、店舗の塗装をする予定。
初日からこれだと、明日から何が起こるのかと不安に襲われる…。
頑張ろう。

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