東京から通う方や近隣の人々が集い、佐野市閑馬地区にてノンジャンルの仲間が農業に汗を流しています。シンセキ村というのは、「We are シンセキ!」という山本シュウさんの言葉から名付けられています。山本シュウさんや、この言葉の詳しい由来についてはコチラを。
椎茸の植菌が行われたのは4月21日。星野農林さんという、佐野市閑馬地区で椎茸などの生産業を営まれている方にお世話になり、朝から優れない天候ではあったものの、その星野さんの大きなビニールハウスの中で雨にぬれることなく作業をすることができました。
長野県から仕入れたという楢の木。
菌のついたコマを植えるため、ドリルで原木に穴をあけていきます。
↓これが、成型ゴマと呼ばれる菌のついたもの。
木の面と水平になるように、グッ押し込みます。
自然界の菌や木の種類など、講座をしていただいたあとに、1人2〜3本の原木に植菌を体験させていただきました。
午前の作業が済むと、お昼の休憩です。
この日の昼食のため、地元のメンバーが前日に食材を収穫するなど準備をしてくださっていたそうです。
たらの芽と椎茸は天ぷら。
イノシシのお肉は、味噌漬けにしたものをバーベキューで。
オニギリは山椒の混ぜご飯です。
山菜も、野菜も、お肉も、みんな地元産!
生産・収穫の現場を見て、自分も体験して、それをいただくという贅沢。
どれも美味しかったです。
おこした炭火を使って、↑こんなデザートも。
午後は、最近シンセキ村にやってきたヤギの家族とご対面。東京洋紙店さんという紙製品やクロス等の企画・制作・販売を手がける会社のマスコットキャラクターでもあります。人と接することにまだ慣れてない様子でしたが、食欲旺盛で可愛い家族でした。
昼食でいただいたお肉は、閑馬の山中で罠にかかったイノシシをさばいたもの。その過程も教えてもらいました。スーパーなどで購入するお肉も、当然こうした解体という行程を経ているのですが、それを頭で分かってはいても、命をいただいているんだという事をこうも生々しく実感する機会は、そうありません。シンセキ村では、物事の成り立ちを知ることができて勉強になります。
昼食でいただいたタラの芽を少しお土産にもらったので、実家へ持って行って夕飯も天ぷらを食しました。調理は弟に任せて、私はいただくだけ…^^;
ゴールデンウィーク頃には苗床を準備して、今年もお米作りが始まります。
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